アメリカの美容整形手術ベスト5

2005年にアメリカで行われた美容整形の、なかでも美容整形手術において最も回数が多かったものは脂肪吸引でした。次いで整鼻、豊胸、目の周辺のリフトアップ、タミータックとなっています。タミータックというのはお腹の脂肪やたるみを取るための施術です。

あくまでも自分は自分

ここでロイター通信によるとても興味深いデータをご紹介しましょう。ビバリーヒルズで行われた美容整形に関しての調査において、患者の多くは、「誰々に憧れる」――のではなく、「誰々のどこそこのパーツに」憧れているという結果がでたのです。具体的に見ていきますと、女性は、唇はアンジェリーナ・ジョリー、鼻はキャサリン・ハイグル、頬はキーラ・ナイトレイ、肌はパリス・ヒルトン、スタイルはジェシカ・ビールといったラインナップ。一方男性は、唇はマット・デイモン、鼻はレオナルド・ディカプリオ、目はダニエル・クレイグ、頬はジョージ・クルーニー、スタイルはデイヴィッド・ベッカムというラインナップになっています。ここから透けて見えるのは、「誰々になりたい」というメンタリティではなく、強い個を持った上で、あくまでも「自分」をブラッシュアップするために有名人のパーツだけを援用する、といった考え方であると言えるでしょう。この点は、むしろ変身願望が透けて見えるケースが多いように感じられる日本の美容整形事情との明確な差異であると言えるのではないでしょうか。日本に比べて明らかに豊胸手術の件数が多い点も、そういったメンタリティが下敷きになっているからではないでしょうか。